腰に関する手術

脊椎椎体骨折 (せきついついたいこっせつ)

手術方法
全身麻酔の手術になります。
当院では経皮的椎体形成術(バルーンカイフォプラスティ/BKP)と呼ばれる手法の手術を行っており、その手順は以下の通りです。

レントゲン透視下に骨を確認しながらセメントを入れる筒が入る約1cmの大きさの穴を背中にあけ、先端のバルーン(風船)によりつぶれた椎体の形を戻し、骨セメントを注入する手術です。時間は1時間以内です。

右の図が手術の傷跡です。傷が小さく済むだけでなく、翌日には痛みが劇的に改善し、歩行可能になるのがこの手術の大きな利点です。





赤線で示した部分が圧迫骨折した骨です。全体的に形がひしゃげて小さくなっています。








圧迫骨折部に手術を行い、骨セメントで固めた後です。









仰向けの状態で横から見た圧迫骨折のレントゲン画像です。
上下と比べて潰れて小さくなっています。









椎体が風船で形を整えられ、手術前より
圧迫骨折部位が四角形に近くなっています。
  • 手術の傷跡

    手術の傷跡

  • 圧迫骨折した骨のレントゲン

    圧迫骨折した骨のレントゲン

  • 骨セメントで固めた術後のレントゲン

    骨セメントで固めた術後のレントゲン

  • 横から見た圧迫骨折のレントゲン

    横から見た圧迫骨折のレントゲン

  • 術後のレントゲン

    術後のレントゲン

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