膝に関する手術

変形性膝関節症 (へんけいせいひざかんせつしょう)

手術
ほとんどの場合、全身麻酔で行っています。当院では「人工関節置換術」が可能です。膝関節の表面を人工のものに換えることでスムーズに膝を動かすことができます。膝の内側も外側も人工関節にする手術が一般的ですが、当院では内側だけ、または外側だけを人工関節に換えることが可能です。良い状態の部分はできるだけ残すというのが当院の方針です。
 両膝とも変形が進んでしまっている方もいらっしゃいますが、一度に両方を手術することはできません。より痛みや変形が強い方を先に人工関節に換え、数か月後にもう片方を手術することになります。手術後は膝を動かす訓練などリハビリテーションを行ったり、人工関節が緩んでいないかを確認するために定期的にレントゲンを撮ったりします。
  • 左膝の変形が進んだ患者さんのレントゲンです。 外側に比べると内側の隙間が狭いことが分かります。

    左膝の変形が進んだ患者さんのレントゲンです。 外側に比べると内側の隙間が狭いことが分かります。

  • 手術後:変形の強かった内側だけを人工関節にしました。 変形が進んでいない外側は関節をそのまま温存しています。

    手術後:変形の強かった内側だけを人工関節にしました。 変形が進んでいない外側は関節をそのまま温存しています。

  • 両膝とも変形している患者さんのレントゲンです。 関節の隙間がほとんどなくなっているのがわかります。

    両膝とも変形している患者さんのレントゲンです。 関節の隙間がほとんどなくなっているのがわかります。

  • 手術後:まずは左膝を人工関節にしました。 左側のレントゲンは側面から見た状態です。関節の接する面が丸く、スムーズに動かせます。

    手術後:まずは左膝を人工関節にしました。 左側のレントゲンは側面から見た状態です。関節の接する面が丸く、スムーズに動かせます。

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